南の島で思うこと－沖縄から与論島へ－

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いよいよ来週には、修士論文を提出しようと思っています。

１１月の末から１２月の初めにかけてのキャンベラでのサマースクールが、
良い方向に影響したようで、ある程度のものが出来たと思います。

けっこう達成感ありますね。
まだ改善点は山ほどあるんですが。

学部生の講義は、再来週あたりから始まるので、
キャンパスにはだんだん学生の姿が増えてきているのですが、
それと入れ違いに、僕の方は暇になります。  

去年の５月の末に大学に戻って、もう７ヶ月過ぎました。
修士課程で過ごした期間は、これでちょうど１年になりました。
最長あと１年、修士課程を続けることが出来るのですが、
金銭的に無理なので、あと１ヶ月で論文を提出する予定です。
もっと時間があれば、もう少し増しな論文になると思うのですが残念です。  続きを読む

昨日からキャンベラで行われている、サマースクールに参加しています。

アジア太平洋地域の学生が対象とあって、オーストラリアだけではなく、
日本や韓国、中国からも学生が参加しています。

でも、アジア太平洋という言い方はどうなんでしょうね。
オーストラリアではよく用いられますが。
世界人口の約６０％はアジア人で、この言い方では
「世界の半分以上をカバーしちゃうぞ！」という勢いでしょう。

ところで、今滞在しているオーストラリア国立大学は、
オーストラリアのトップ大学らしく、
タスマニアではまず聞くことのできないレベルの高い講義などもあり、
田舎との違いを痛感しています。

キャンパスも広いですよ。
北海道大学と同じくらい広いんじゃないかな？
畑を含めると北大のほうが広いけれど。
ここもどこかに畑があるのかな？  

この10年間、ほとんど毎日のように飲酒をしてきた。

ところが、最近の2ヶ月は、週に2日、金曜日と土曜日だけに飲酒、
他の5日間はアルコール抜きという生活を続けてきた。  続きを読む

変な時間に寝てしまったので、真夜中に目が覚めて眠れなくなってしまった。
ということで、久しぶりに数学のことを書く。

高校や大学教養程度の数学ならば、問題には必ず答が与えられている。
そして、その正しい答を出すために計算をする。

もちろん今でも、計算は頻繁にする。
でも、正答が先に与えられていない状況で計算をすることが多い。
時には、何も先が見えず闇雲に計算して、
結果だ出てからその結果の意味することを考える。  続きを読む

久しぶりに書きます。

先週から金曜日の３時から１時間弱、「Introduction to manifolds」と題して、講義のように厳密では無いけれど、informal talkをしています。聴衆は物理学科のTheory groupの院生と先生の５人くらいですが。

僕の怪しい英語を聞かされる聴衆に同情しつつ、良い練習だと思いながらやっています。  

今日はこんな図を見ながら、量子力学のことを考えております。この図形は３次元の球面の中にあるものなので、本来は４次元空間で考えなければなりません。だから３次元空間にすむ僕らには直感し難いものであります。それを２次元の紙の上に書いて考えるわけですから、頭もねじれてくるわけです。（性格もねじれてくるかも。）  続きを読む

僕のスーパーバイザーが担当している講義で出てきた特殊相対性理論の話で、高校１年レベルの数学の前に敗れ去りました。

「中性子に光を当てたら、電子と陽電子が出てくるよ。」
という話を、時空間の図を使って説明するところで、ちょっと先生と議論したのですよ。完敗でした。しかも高１程度の内容ですからね。どうやら自分の間違いのようだと分かった瞬間、さっさと逃げてきました。  続きを読む

今日は測度論と相対論のアサインメントの締め切りで、それ以外にも今週は結構忙しかったので、背中にジーンと疲れが溜まっています。とは言え、とりあえずアサインメントは終わったので、開放感に浸っています。今日は家に帰ってビール飲んで、とっとと寝ようっと。  続きを読む

今週から新学期が始まった。講義が週に２時間ずつの３科目、それと論文を書くことになっている。講義は、honoursの学生対象（４年目の学生）のものを一緒に受講する。日本の大学３年程度のレベルだろう。学校の規模が小さいから、科目の選択肢が少ないのが残念だ。  続きを読む

ここ３日間は知床半島にいるような天気です。昨日は部屋のヒーターをつけたくなったくらい寒い日でした。最高気温が１５℃です。真冬とそんなに変わらないです。その中でも一応毎日せっせと数学と物理をやっています。  続きを読む

明日、クイーンズランド大学で行われる１週間のセミナーに出席するために、ゴールドコーストに行きます。

セミナーのテーマは、「リー理論と量子理論」。  続きを読む

20年以上も前の大学入学当時の話。

今はどうか知らないけど、当時僕の大学では、１年の初めから２年の前期までが教養課程で、この１年半の間に理系の教科ばかりではなく、文系の科目も受講しなければならなかった。文系の科目と、理系でも地学や生物では、高校で習ってきた内容と比べて幾らか大学らしいアカデミックさを感じたが、極端に難しくなって理解が出来なくなったと言うことはなかった。  続きを読む