やっぱり、オーストラリア大使館爆破事件は怪しいみたい。

ケサマシブ

2004年11月20日 16:57

先日、 [ + *根拠に乏しいが、書いちゃうぞ。* + ]:http://sapolog.com/u/8508/%c0%a4%b3%a6%a4%ce%a4%b3%a4%c8/0000169087.html で、約2ヶ月前のインドネシアのジャカルタで起った *オーストラリア大使館爆破事件* についての疑問点について書いた。その後、いろいろ調べてみると、やっぱりジェマ・イスラミアーの犯行説は怪しいようだ。
詳細は、下記のHPに詳しいのでそちらを参照いただきたいのだが、この前後におきた事実を大雑把に書くと次のようになる。

2002年10月14日、 *バリ島爆破事件* 発生、この犯行組織としてとして *ジェマ・イスラミアー(JI)* の名前が挙がり、関係者が逮捕される。(その後、2003年8月7日、 *マリオット・ホテル爆破事件* 発生、これもJIの犯行とされる。)しかし裁判の結果は、アメリカの干渉があったにもかかわらず、JIのリーダー、アブ・バカル・バアシール師の2つの爆破事件への関連は認められなかった。ここまでが、2ヶ月前の大統領選挙以前のメガワティ政権下での話である。

その後、大統領選挙(決選投票)の11日前に *オーストラリア大使館爆破事件* が起こり、これもJIの犯行とされる中、再逮捕、再起訴されていたバアシール師の裁判がスシロ・バンバン・ユドヨノ新政権下で今も続いている。

アメリカとオーストラリアは一連の爆破事件を、どうしてもJIの犯行にしたいらしい。要するに、インドネシア周辺の地域を *「テロの危険がいっぱい」* ということにしたいようだ。それはなぜか?

ひとつのヒントになるかもしれないが、最近、オーストラリアがアメリカからミサイルを買うという話が報道された。確かに理由の一つにはなり得ると思う。何もないのに無駄遣いはできないからね。





[ + *東南アジアの政治経済* + ]:http://fps01.plala.or.jp/~searevie/#?????????? *鈴木 峻のホームページの [ + *12.バリ島の爆破事件(02年10月14日)* + ]:http://fps01.plala.or.jp/~searevie/new_page_12.htm *とその後の事件* 及び [ + *65.インドネシア大統領選挙の動き* + ]:http://fps01.plala.or.jp/~searevie/new_page_28.htm

*田中宇の国際ニュース解説* の [ + *バリ島爆破事件とアメリカの「別働隊」* + ]:http://tanakanews.com/c1024indonesia.htm
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