いわゆる「テロとの戦争」
日本のニュースの中で頻繁に、「テロとの戦争」という言葉を聞きます。
英語では「war on terror」と言います。
でもオーストラリアでは、(今でもそうだと思いますが)3年くらい前から、
ニュースでこの言葉が出てくるときは、
「so-called war on terror」という言い方に変わりました。
日本語では「
いわゆるテロとの戦争」という語感です。
so-called を前に置くことによって、「war on terror」という言葉は、
インチキ臭いものだという気分を表わしているのだと思います。
ブッシュ大統領は「テロとの戦い」と言っているが、
本当は石油産業や軍需産業のための戦争じゃないのか?
という気分もいくらか表わしているのではないでしょうか。
日本では、たぶん極東以外の海外ニュースは、
ほとんど、アメリカの言っていることをそのまま報道しているように思います。
報道だけではありませんが、
そろそろ日本人はこの姿勢を改めなければならないでしょうね。
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