1ヶ月前、日本で、サッカー日本代表の岡田新監督が決った同じ日に、
ここオーストラリアでもサッカールーズ新監督が決りました。
去年のアジアカップまで韓国の代表監督で、Jリーグでも監督経験のある、
オランダ人のPim Verbeek が新監督に就任しました。
岡田監督とは違って、就任以前には、オージー選手のことをほとんど知らなかった
ファーベーク監督の選手選考はかなり大変のようです。
2月6日のW杯3次予選の初戦、ホームのカタール戦に、
1日2日程度の短期合宿を3回、他国との親善試合などを行わずに臨みます。
しかも、この初戦と第2戦の中国戦は、FIFAの規定により欧州組の参加が難しく、
ほとんどがAリーグの選手で臨む可能性が大きいようです。
ところが、Aリーグは今が優勝争いの佳境で、代表合宿のための日程が取れないのです。
カタール戦前の準備期間が少ないのはそのせいです。
一昨日、昨日と、第1回目のAリーグ選手だけでの合宿を行いましたが、
初戦まで約1ヶ月間合宿をするカタールとは、かなり準備の度合いが違うようになるでしょう。
それに加えて、耳寄りなニュースが飛び込んできました。
3月26日の第2戦、中国のアウェイ戦が、雲南の省都、標高1890mの昆明で行われるらしいのです。
中国、高地カードを切ってきましたね。
(先日のFIFAの決定で、標高2750m以上での試合は禁止。
Aリーグは2月いっぱいで終了の予定だから、この気になれば高地対策は出来るだろうが、
欧州組には無理だろう。詳しくは
Socceroos' qualifying hurdle gets higher)
それでなくても、オーストラリアが入っている予選1組は、
オーストラリア、中国、イラク、カタールと死の組と言われているらしいのですが、
どうなるか全く予想不可能です。
もし中国が最終予選に進んで日本と当たるようなことがあれば、
また高地カードを切るかも知れませんよ。
そんな意味で、中国対オーストラリア戦は注目ですね。