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2004年11月24日

いいのか?こんなタクシー。(ガーナ編)

taxi.jpg

ガ−ナのタクシーは必ず黄色の入ったツートンカラーで塗られている。日本車がかなりの割合を占めていた。

タクシーには随分お世話になった。町に買い物に行くときはたいていタクシーだった。僕の学校があった村から町へのルートタクシーがあって、1回約10円で乗れた。日本のような流しのタクシーではなく決まったルートしか走らない。(町には流しのタクシーもある。値段はルートタクシーの10倍以上。)

当時、この路線を走っていたルートタクシーには1台に客が6人乗った。車の大きさは日本の小型タクシーくらいである。助手席に2人、後ろに4人乗る。6人集まらないと出発しない。

不運にも助手席の運転手側に乗ってしまった場合は、運転の邪魔にならないように運転手との間に空間を取らなければならず、そのとめ常に右手で天井を押さえて体が運転手のほうに倒れないようにしなければならなかった。これがなかなか辛いのだ。横に小錦のようなマーケットマミーに乗られた日には、当然何かの拍子にすぐに、運転手側に寄り切りである。(実際は、そんな横幅の広い人は後部座席に乗る。他の3人は、運命の数奇さとマーケットマミーの贅肉に身をゆだねるしかない。)


それにしても、いろんなタクシー(運転手)があった。

・足元の穴から地面が見える。
・フロントガラスにひびが入っている。
(と思ったらビニールだったこともある。)
・客を乗せているのに、道端の店で買い物をする。
・ほかの乗客が乗っているのに、路線から外れて自分の彼女を乗せに行く。
・ウィンカーを出さないで道を曲がる。

などはまだ良い。悪質なのは、

・自分で道を間違えておいて、遠回りしたからと言って追加料金を請求する。

また悪気はないのだが、ちょっと勘弁なのが、

・まだ運転に不慣れでロータリー(ガーナではサークルと呼ばれる)
を何周もしてしまう。
・スターターが壊れているために、コード2本を接触させて
火花を飛ばしエンジンをスタートさせる。
また、それをガソリンスタンドでもやる。

タクシーではなく長距離バスなのだが、こんなのもあった。

・運転手が敬謙なイスラム教とで、夕方のお祈りのために途中で止まって、
途中で道端にじゅうたんを広げて乗客と一緒にお祈りを始めてしまった。
(30分くらいかかった。)
・ガソリンをケチって十分に入れずに出発し、途中で止まってしまった。
・途中で故障し、ダメになった部品のの代わりを道端の木の枝を削って作り、
そのまま目的地まで行こうとしたが、やっぱりすぐに壊れて近く町で
修理してもらった。

以上は約10年前の話なんだけど、今でも同じようなことをやっていると思う。
まあ、やってて欲しいな。

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Posted by ケサマシブ at 15:02│Comments(0)ガーナ
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