2006年04月28日
Informal talkは続く
ここのところ、毎週金曜日午後、1時間ほどInformal talkをしています。内容は多様体の始めからドラム・コホモロジーを定義するところまでです。来週でとりあえず一段落です。
人の前で話をするためには、内容を十分理解しなければならないので、今まで本を読んだだけで分かった気になっていたことを、再検討する必要があります。自分のためにも非常に良い効果があります。それにしても、僕の英語は上達していないな。
人の前で話をするためには、内容を十分理解しなければならないので、今まで本を読んだだけで分かった気になっていたことを、再検討する必要があります。自分のためにも非常に良い効果があります。それにしても、僕の英語は上達していないな。
2005年11月14日
ユークリッド空間で起こる接空間、余接空間との同一視(前編)
この同一視は便利でもあるが、そのためにユークリッド空間での微積分と、多様体上での微積分の対応がはっきり見えないという負の側面もある。
簡単のために2次元ユークリッド空間で考える。
直感的に明らかだが、R^2空間の接空間は各点で元のR^2空間と同一視できる。
厳密に言うと、以下のようになる。(面倒なので手書き) 続きを読む
簡単のために2次元ユークリッド空間で考える。
直感的に明らかだが、R^2空間の接空間は各点で元のR^2空間と同一視できる。
厳密に言うと、以下のようになる。(面倒なので手書き) 続きを読む
2005年10月26日
なぜ微分形式か?
久しぶりに数学のことを書く。(誰も読まないかもしれないけれど。)
ユークリッド空間の微分積分学から、曲がった空間(多様体)上に微分積分学を拡張して定義するときに、微分形式と接続、共変微分という新しい概念が必要になる。ここでは特に微分形式について書くことにする。 続きを読む
ユークリッド空間の微分積分学から、曲がった空間(多様体)上に微分積分学を拡張して定義するときに、微分形式と接続、共変微分という新しい概念が必要になる。ここでは特に微分形式について書くことにする。 続きを読む
2005年06月07日
明日は「積分論」の試験。
明日は「積分論」の試験です。
朝9時から6時間の試験で昼食持ち込みでやります。
受験者が3人だけだからのんびりしたものです。
でも内容はあまりのんびりしていないと思いますが。
とりあえず、時間に追われてゆっくり考えることも
できないような試験でなくてよかった。
朝9時から6時間の試験で昼食持ち込みでやります。
受験者が3人だけだからのんびりしたものです。
でも内容はあまりのんびりしていないと思いますが。
とりあえず、時間に追われてゆっくり考えることも
できないような試験でなくてよかった。
2005年02月23日
なぜ接続を考えるのか?
微分幾何学の中心的概念のひとつに「接続」がある。これがさっぱり分からなかったのだが、 [ +calcさんのブログ+ ]:http://blog.livedoor.jp/calc/archives/14768128.html#comments でいろいろと説明してもらって、こういう事なのかなと思ったことがあるので以下に書いてみる。(ろくに良く分からないで書くので、間違っていたら指摘していただけるとうれしいです。) 続きを読む
2004年12月20日
2004年11月20日
2004年11月10日
2004年10月30日
清水の舞台から飛び降りた感じです。
先日、数学の本を買いました。E.Kreyszig著の [『Introductory Functional Analysis With Applications (Wiley Classics Library) 』]:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0471504599/Lvdrfree-22/249-2420103-3460324?dev-t=D1KDF7Q74DD3A2%26camp=2025%26link_code=xm2 という本です。関数解析の講義のテキストとして使っています。85ドルしました。日本円だと約6800円です。 続きを読む