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2004年11月28日

明日、ゴールドコーストに行きます。

明日、クイーンズランド大学で行われる1週間のセミナーに出席するために、ゴールドコーストに行きます。

セミナーのテーマは、「リー理論と量子理論」。

リー理論と量子理論がどうして一緒に出てくるのか理解しようと、3週間くらい前から関連する本を読んでいるんだが、どうも脇道にそれてしまって、結局「リー理論と量子理論」の関係は分からないままです。

リ−理論のために多様体の復習からはじめたのですが、そのうち微分形式とかドラムコホモロジーの話の方にそれてしまった。学生のころに使っていて、最後まで読んでいなかった [ + *Lecture Notes on Elementary Topology(Undergraduate Texts in Mathematics)* + ]:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/3540902023/Lvdrfree-22/249-1931257-1951520?dev-t=D1KDF7Q74DD3A2%26camp=2025%26link_code=xm2 (邦訳は [ + *トポロジーと幾何学入門* + ]:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4563001503/Lvdrfree-22/249-1931257-1951520?dev-t=D1KDF7Q74DD3A2%26camp=2025%26link_code=xm2 )を読んでいます。これは旅行にも持って行って、暇な時には続きを読もうと思っています。

量子力学のほうは、
電磁気学→波動力学→量子力学の順番でやろうと思ったのですが、学生のころぜんぜん理解していなかったこともあり、まだ電磁気が終わっていない。何時になったら量子力学に到達することやら。

自分は日本の大学と大学院(1年でやめた)で、微分位相幾何学を
専門にしていたんだけども、ベクトル解析と複素関数論という19世紀に花咲いた解析学の二大分野について何も理解していなかったんだ、と思う今日この頃なのです。

代数的位相幾何学の話までだったら、ベクトル解析と複素関数論は
ほとんど要らないですから。多様体についてもまだまだ理解不足だし。がんばって勉強しようっと。

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Posted by ケサマシブ at 13:09│Comments(0)数学と物理
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