南の島で思うこと－沖縄から与論島へ－

実力差はラグビーファンにははじめからわかっていたことなので、がっかりしたファンはそんなにいないと思いますよ。世界トップレベルのワラビーズに対し、主力をフィジー戦に温存し、大畑やアレジを欠いたメンバーであそこまで戦ったことに拍手をしたいファンも多いと思います。数ヶ月前に、日本のベストメンバーがオーストラリアの２軍と戦って７０対１０くらいで敗れたので、この位の差で済んだのは、期待以上だと思った人もいると思います。

現地でも、日本の数少ないチャンスにはスタジアムが全体が応援で盛り上がっていたし、オーストラリアがトライを狙わずにキックでイージーポイントを狙った時には、容赦なくブーイングを浴びせていました。オーストラリアのファンの中にも日本のラグビーを応援するファンは多いし、前回のオーストラリア大会でも、日本は全敗したものの、そのプレースタイルから日本は最も人気の高いチームの一つと言われました。George Gregan率いるワラビーズは、世界でもオールブラックスの次に人気の高いチームですし、決して不人気のカードだったとは思えません。

フランスは前回の大会で、日本と同じ予選グループで、勝ちはしたものの、かなり日本の機動力を活かした攻撃に痛めつけられたので、フランス人ファン達の記憶にも新しいことでしょう。私はラグビーはどしろうとでよくわからないのですが、ファン達にとっては単に点数ではなく、どんな戦い方をするかが結構応援する決め手になるようです。前回優勝したイングランドは、やたらジョニー・ウィルキンソンのドロップキックばかりでスコアを重ね、多くのラグビーファンからは顰蹙をかっていました。

まあ、実力差はしょうがないとして、何とかカナダからでも1勝をあげられることを祈って、日本代表を応援したいと思います。

ちなみに日本はこれでもアジアでは文句なしの実力者で、サッカーでは中々かなわない韓国にもラグビーでは圧勝でした。それでも、世界にでると、フィジーのような小国にも勝てないのというのは何でなのでしょうね。

>わらびさん

フィジーと良い試合をしたようですね。こちらでは見れなくて残念です。

僕もラグビーは好きなんですよ。
かなり前にはなりますが、社会人や大学に決勝を
花園や国立に見に行ったことがあります。

日本のラグビースタイルは見ていて面白いでしょう。
バックスで勝負しないと、他の国と勝負になりませんから。
でも結局、体格差をプレースタイルで克服するのにも限界があるでしょう。
オーストラリアの最初のトライのように、モールで押されると、どうにもならない。

僕は数ヶ月前までトンガにいましたが、トンガ人はすごいですよ。
でかくて走るのが速い。あれじゃ日本人は勝てない。
（日本代表にも何人かトンガ人がいますよね。）
国の人口はたった１０万人なんですけれどね。
あんまり考えてラグビーしているみたいではないですけれど。

韓国は日本に大差で負けたけれど、世界ランク２３位なんですね。
やっぱりラグビーは、世界的にはマイナーってことでしょう。
クリケットよりは増したけれど。
（クリケットの世界ランクは１２位で終わっている。）